肥満症ウゴービ外来(自費診療・完全予約制・20歳以上)
- 2025年7月15日
- 肥満外来
肥満症ウゴービ外来(自費診療・完全予約制・20歳以上)
ウゴービはGLP-1受容体作動薬で、肥満症に対する治療薬として保険診療で使われています。しかしながら、処方するための施設基準が厳しく、大学病院レベルの大病院でしか処方できません(保険診療では)。
また、ウゴービの適応があっても、処方に至るまでの半年の食事・運動療法が継続できない方、大病院への通院が困難な方はウゴービの保険による治療を受けられませんでした。
そのような方のために、当院ではウゴービ適応のある方に対し、自費にて診療・処方をいたします(適応の無い方には処方いたしません)。
SGLT-2阻害薬やGLP-1受容体作動薬内服薬(リベルサス)などの自費処方は致しませんのでご承知ください。管理栄養士在院時は随時栄養相談可能です。
ウゴービの適応
20歳以上で糖尿病・脂質異常症・高血圧のいずれかをお持ちの方のうち
- BMI (体重kg÷身長m÷身長m)35以上の方
- BMI 27以上であり、以下のうち2項目以上当てはまるものがある方
・高血圧(治療中・血圧140/90以上)
・脂質異常症(治療中・LDL140以上・中性脂肪150以上)
・糖尿病・耐糖能異常(治療中・HbA1c6.5以上・空腹時血糖110~125)
・高尿酸血症(治療中・尿酸7.0以上)
・冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)
・脳梗塞
・非アルコール性脂肪性肝疾患
・月経異常・女性不妊
・閉塞性睡眠時無呼吸症候群(検査結果あるいは、CPAPの使用記録持参)
・運動器疾患(変形性関節症)
・肥満関連腎臓病
上記に当てはまることを示す書類等(1年以内の健康診断結果・お薬手帳・他院の検査結果など)をご持参ください。データがない場合、初診時に測定・採血を行い、判断させていただきますので、当日に処方できないこともございます。適応がない場合は処方できません。(適応がない場合は、副作用が出た時の国の救済措置が使えないため)
料金
現金、クレジットカード(VISA/Master)のみとさせていただきます(肥満外来はそれ以外のキャッシュレス決済は対応不可能です。)
初診時(ウゴービ0.25㎎SD4週分含む・税込)27000円
2回目以降(診察料込・税込)
4週分 | 8週分 | |
0.25㎎SD | 18750円 | 27210円 |
0.5㎎SD | 24720円 | 39170円 |
1.0㎎SD | 36960円 | 63620円 |
1.7㎎SD | 45930円 | 81580円 |
2.4㎎SD | 58740円 | 107170円 |
今後薬価や診療報酬の改定により、料金を変更する可能性がございます。
採血・尿検査 5600円(税込)
2回目とそれ以降約3・4か月おきに行います(効果・副作用等評価のため)。
同時期の他院の検査結果もしくは健診結果をお持ちいただければ、当院での採血は省略可能です。
医療費控除について
ウゴービによる肥満症治療は、医師が肥満症と診断し、ウゴービの使用が必要と判断された場合、治療費が医療費控除の対象となる可能性があります。
肥満症ウゴービ外来(自費診療・完全予約制)の流れ
- webにて初診の肥満外来の予約をする。(月・火・木9時半~、14時~、土曜11時半~、薬剤の確保の都合上、別の時間帯ではお受けできません)
- 予約日に受診する。(マイナンバーカードあるいは保険証をご持参ください)
- ご持参いただいたデータをご提出いただく。(当日データがなければ、検査へ)
- 身長体重測定・(検査)
- 診察・相談
- 処方・お薬の説明・指導・お会計
- 薬剤のお渡し
データをご持参いただき、適応のある場合は、受付から処方まで、1時間以内に完了します。(検査が必要、適応がない、特別に相談が必要な場合などはこの限りではございません)